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ARTE Y SOLERA
鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団 |
 Photo:Miguel Angel Gonzalez |
上演作品;
- フラメンコ《道成寺》
「鼓童」メンバーと織りなす新しいフラメンコ・エンターテインメント。
実施可能時期についてはお問い合わせください。
- フラメンコ《曽根崎心中》
阿木耀子プロデュース・作詞/宇崎竜童音楽監修・作曲による2001年「文化庁芸術祭」優秀作品受賞作。
- 《desnudo(デスヌード)》
実施可能時期;2013年5月
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1998年結成。鍛え抜かれた肉体と表現力で、フラメンコ舞踊ならではのテクニックと舞踊家としての身体性を併せ持った実力派集団。群舞に求められる統制美を実現しながら、一人一人の個性が光る。その実力は2004年「FLAMENCO 曽根崎心中」のフェスティバル・デ・ヘレス出演時、 2005年「ARTE Y SOLERA 歓喜」のヘレス、ビジャマルタ公演でも高い評価を受けた。また、舞踊団員の中から、多数の新人賞受賞者を輩出。
鍵田真由美、佐藤浩希のもと、若い才能が集い成長をとげている。
【鍵田真由美】
幼少の頃からモダンダンスを習い、クラシックバレエ、ジャズダンスなど舞踊全般の研鑚を重ねる。日本女子体育短期大学・舞踊科卒業。在学時にフラメンコと出会い、豊かで力のある表現に魅了される。
1990年河上鈴子スペイン舞踊新人賞を受賞したのをきっかけにフラメンコの世界へ。佐藤桂子、山崎泰に師事。1991年にスペインに留学。渡西を重ね、著名舞踊家のもと研鑚をつむ。
1992年スタジオ「ARTE Y SOLERA」開設とともにフラメンコ舞踊クラスを開講。フラメンコ舞踊家としての本格的な活動が始まる。
1993年初のリサイタル「AY, LEJANO...」を発表。1994年「とけない刻」ではモダンダンスとコラボレートし、ドラマチックで幻想的な新しいフラメンコの世界を提示。これは他のジャンルとのコラボレーションでフラメンコの可能性を示すという鍵田作品の原点となる。1998年に発表した「レモン哀歌 ?智恵子の生涯?」では能やハーモニカとの共演を成功させ、文化庁芸術祭新人賞を受賞。
2001年の初演から再演を重ねる阿木燿子プロデュース・作詞、宇崎竜童音楽監修・作曲の「FLAMENCO曽根崎心中」では、近松門左衛門の作品を初めてフラメンコ化するとともに、全編日本語の歌詞で歌うという偉業を成功させ、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2004年には同作品でフラメンコの殿堂“フェスティバル・デ・ヘレス”に
海外から初参加を果たし、絶賛される。同年フラメンコの伝統や土着性に根ざした作品「ARTE Y SOLERA 歓喜」で文化庁芸術祭大賞を受賞。
2006年、News week日本版の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど、国内外で高く認められ、今後の幅広い活躍が期待されている。
【佐藤浩希】
高校時代よりボランティア活動に励み、保育士、介護福祉士の資格取得後、アントニオ・ガデスの「血の婚礼」とタブラオ「新宿ギターラ」で観た鍵田真由美の踊りに衝撃を受け、福祉の道からフラメンコの道へと進む。
1992年より鍵田真由美にフラメンコを師事。1996年河上鈴子スペイン舞踊新人賞受賞。同年、日本フラメンコ協会新人公演で、卓越した演技に対し協会から史上初の特別奨励賞を授与される。1997年から渡西を重ね、以来数々の賞を受賞。
2001年、阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲による「FLAMENCO曽根崎心中」を上演。文化庁芸術祭優秀賞、河上鈴子スペイン舞踊賞を受賞。同作品は2004年、ヘレスで行われたフェスティバル・デ・ヘレスに外国人として初めて正式参加を果たし、スペインの観客から熱狂的な支持を受ける。2004年、フラメンコの伝統や土着性に根ざした作品「ARTE Y SOLERA 歓喜」で文化庁芸術祭大賞を受賞。
2006年、Newsweek日本版のトップ記事「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、大きく取り上げられる。
現在、スタジオ「ARTE Y SOLERA」を鍵田とともに主宰。優れたフラメンコ的感性と自由な精神で、フラメンコの新たな可能性を追求。すべての作品の演出・振付を手がけ、高く評価されている。
近年、障害のある人たちとのフラメンコ公演や今井翼ソロ公演「World’s Wing翼 Premium」(2007, 2008)のフラメンコ・パート振付などでも活躍。現在最も注目を集める新進気鋭のフラメンコ舞踊家として活躍している。
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